ケーブルの梱包方法について
今回のブログは「ケーブルの梱包方法」についてご紹介いたします。
当社で取り扱っている補償導線や耐熱電線には、さまざまな梱包形態がございます。製品の仕様や数量、輸出の有無などによって最適な方法をご提案しております。
本記事では、当社で対応可能な代表的な梱包方法をご説明いたします。
補償導線・耐熱電線の梱包方法はどのような方法があるの?
ケーブルの梱包方法は様々な方法がありますが大まかに分けると以下の2種類があります。
・タバ巻
・ドラム(ボビン)巻き
どちらを採用するかは、ケーブルの外径、数量や輸出の有無などの条件によって決まります。
タバ巻について
タバ巻は文字通りケーブル類を束にしたケーブルをビニル紐等で結んだ形状のものになります。
輸出の場合も特に問題無く出荷が可能な梱包方法となります。
ただケーブルサイズが太いもの、数量によっては対応ができない、細くて数量が多い場合は取り回しに注意が必要です。
紙タバ巻
束にしたケーブルを紙で巻き形を整えた梱包方法となります。
ドラム(ボビン)巻について
ケーブルを電線ドラム(ボビン)に巻き付け梱包する方法となります。
電線ドラムには木製、プラスチック樹脂製等がございます。
また電線サイズにも様々なサイズがあり、電線サイズ、数量、被覆材料により選定されます。
木製ドラム巻
木製のドラムにケーブルを巻く梱包方法となります。
輸出の場合、輸出先の国によっては燻蒸処理が必要な梱包方法となります。
プラスチックドラム(ボビン)巻
プラスチック製のドラム(ボビン)にケーブルを巻く梱包方法となります。
プラスチック製のドラム(ボビン)の場合、輸出先の国に問わず木製ドラムに必要な燻蒸処理等が必要なく輸出できる梱包方法となります。
※プラスチックボビンはドラムよりコンパクトなサイズの物となります。
まとめ
ケーブルは、輸送性・施工性・安全性の観点から、梱包方法の選定が非常に重要です。
お客様のご要望や納入条件に応じて、柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
今後も梱包に関する情報を随時発信してまいります。ぜひ次回のブログもご覧ください!