耐熱電線

ふっ素ゴムとは

ふっ素ゴムとは

ふっ素ゴムとは、ゴムの中ではトップの耐熱性200℃を有する材料で、耐屈曲性、耐薬品性、耐油性、耐侯性、難燃性に優れています。

また、機械的特性についても良好であり、シリコーンゴムより傷がつきにくいという、非常に優れた性能をもっております。

デメリットとしては耐寒性が悪いこと、他のゴムと比較して割高となることです。

製品リスト

材料特性一覧表

材料特性一覧表 ふっ素ゴム FEP シリコーンゴム
連続使用温度(℃) 200 200 180
体積固有抵抗率(Ω・cm) 1016 1018 1016
機械的特性 Good Good Poor
柔軟性 Good Poor Good
比重(g/㎤) 1.55-1.60 2.1 1.0
低温脆化性(℃) -40 -80 ≦-60

ふっ素ゴム電線の用途

主な用途としては以下の通りです。

  • 製鉄所、化学プラント、自動車、炉回りなど耐熱性を必要とする環境下
  • 高温雰囲気下で柔軟性を必要とされる箇所やスパッタが当たる箇所
  • 薄肉・軽量化を要求される箇所
  • 各種温度センサー、電熱ヒーターのリード線として
  • ガラスの飛散がないため、LKGBなどガラス線の代替品として

取り扱い製品

当社のふっ素ゴム取り扱い製品は以下の通りです。

  • 補償導線
  • 測温抵抗体用リード線
  • 耐熱電線
  • 5C相当同軸ケーブル

このほか様々な仕様の製品を製造することが可能です。詳しくはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。